マーケティングオートメーション(MA)用語集

MAに関わるよくあるキーワードをわかりやすく解説します

ABM

アカウントベースド マーケティングの略称。ターゲットとする企業・団体を明確化したうえで、そのニーズに焦点を絞って自社の営業やマーケティング活動を展開する手法です。

ABテスト

メールやサイトページなどの一部分を2パターン用意し、特定の期間ユーザに表示させることで、どちらがより高い成果を出せるかを検証することです。メールマーケティングでは主に件名や配信日時、メール本文を比較します。

AppExchange

Salesforce社が提供するアプリケーションストアのことです。営業からサービス、ERP 向けまで、あらゆる業種/業務のアプリケーションをSalesforce社のサービスにインストールすることで、機能拡張が実現できます。

HTMLメール

メールの文字サイズや色を変更できたり、画像や音声を使用できたりするメール形式のことです。文字だけのテキストメールと比べて、視覚的に読みやすく直感的にメール内容が伝わります。これによりメールのCTRを高める効果が見込めます。

LTV

ライフタイム バリューの略称。顧客が自社に対して、取引を始めてから取引を終えるまでの期間を通してもたらす利益のことです。LTVを算出することで、顧客獲得に対して必要な獲得コストの上限値を決めることができます。

ROI

リターン オン インベストメントの略称。「投資対効果」を見るための指標の1つで、投下した資本に対して得られる利益の割合を示します。マーケティングでは、キャンペーンやプロモーションでかかった費用に対して得られる利益となります。

SEO

検索エンジン最適化の略称であり、自社サイトが検索エンジンの検索結果の上位に表示させるために、サイト構成を改善/更新する施策のことです。広告と異なりアクセスを獲得することに費用がかからないため、企業にとって必須の取り組みであることがほとんどです。

アウトバウンドマーケティング

売り手から見込み客に対してマーケティング活動を行うことです。広告の出稿、展示会や営業電話などが上記にあたります。短期間で成果が見込めますが、その分見込み客にアプローチするために膨大なコストがかかります。

インバウンドマーケティング

見込み客から売り手に対して問い合わせなどのアクションを行うよう働きかけるマーケティング活動を行うことです。自社ホームページ、セミナーやSNSなどで有益な情報を与えることで、低予算で継続的な成果が見込めます。

エラー率

メールマーケティングで配信を行った際に、総配信数を分母としてメール配信が不達となったメールの割合のことです。エラー率が高すぎると、メール配信で使用していたドメインがBlacklistに登録されメール配信ができなくなってしまいます。エラー率の基準は一概には言えませんが、7〜10%を超え続けてしまうと危険だと言われています。

Googleアドワーズ

Googleが提供する広告出稿サービスのことです。クリック課金の広告を、Googleの検索結果やGoogleと提携しているWebサイト/ブログに掲載することができます。また専用のタグを埋め込むことで、広告コンバージョンの測定が行えます。

Googleアナリティクス

Googleが提供するアクセス解析ツールのことです。専用のタグを埋め込むことで、登録したサイトを解析し、ページ閲覧などの行動データがわかるようになります。

Googleタグマネージャ

Googleが提供するタグ管理ツールです。様々なツールで使用しているタグを一括で管理することができます。また専用のタグを埋め込み、Googleタグマネージャに他サイトに発行されたタグを登録することで、Googleタグマネージャ管理内で登録したタグの変更や更新を行えます。

開封率

メールマーケティングで配信を行った際に、総配信数を分母としてメールの内容を閲覧した配信対象者の割合のことです。メールマーケティングにおける効果を測定する指標となります。

カスタマージャーニー

顧客の購買決定にいたるまでの一連の行動や感情・意思の移り変わりを可視化したものです。すべての顧客行動を可視化することで、どの行動が購買決定に大きく影響しているかを割り出します。現在ではカスタマージャーニーをメール施策に落とし込んだものも出てきています。

クラウドシステム

インターネットなどのネットワークに接続されたサーバが提供するネットワークシステムのことです。従来は手元のパソコン上にあるソフトウェアやデータのみを利用していましたが、ネットワークを経由して様々なシステムを利用できるようになりました。ユーザがサーバの所在地や詳細を知らずに利用することから、地上から雲の中にある見えないサーバを利用することを比喩として、クラウドシステムと呼ばれるようになりました。

グレーディング

リード(見込み客)の評価軸の一つです。自社がリードに対して「どの程度関心を持つ必要があるのか」を示します。もう一つの評価軸である「スコアリング」はアクティビティをもとに見込み客の関心度合いを評価するのに対し、グレーディングはリードの役職、会社の規模、立地などの属性情報から「リードと商品・サービスがどれだけフィットしているのか」を評価することができます。

コンテンツマーケティング

リード(見込み客)にとって有益な情報を、適切なデザインで配信することで興味を促進させていき、購買行動まで繋げるマーケティング手法のことです。売り上げの向上だけでなく、リードとの関係性の構築も目指します。

CRM

「顧客関係管理」の略称。顧客やリード(見込み客)を管理/育成し、ビジネスを拡大していくマネジメント手法のことです。CRMに必要な、顧客やリードを管理し、メール等を配信して育成するためのシステムを「CRMシステム」と呼びます。

CTR

クリック率の略称。メールマーケティングにおいては、配信を行った際に総配信数を分母として、文面内のURLをクリックした方の割合のことを指します。メールマーケティングの効果を測定する指標の1つです。クリック率は、HTMLメールとテキストメールの両方で計測することができます。

CVR

コンバージョン率の略称。メールマーケティングにおいては、配信を行った際に総配信数を分母として、最終的に購買に至った方の割合のことを指します。メールマーケティングの効果を測定する指標の1つです。

Salesforce

世界的に有名なクラウドサービスです。ビジネスシーンの中でも、主に営業活動の効率化を目的に使われています。

Salesforce Marketing Cloud

マーケティングオートメーション(MA)の1つです。自社の保有する顧客情報や購買履歴、WEB行動ログ等のあらゆるデータを一元化し、それらを利用してメールやLINEなどの配信を自動的に行うことができます。あるメールやLINEなどの配信に対して、顧客が取った行動(開封やURLクリック)ごとに次の配信を分岐させるなど、カスタマージャーニー的な自動配信を行えることも特徴です。

Salesforce Pardot

マーケティングオートメーション(MA)の1つです。Salesforceが提供するB2B向けのマーケティング自動化ツールで、リードの獲得・育成・スコアリングなどの機能を備えています。

Salesforce Sales Cloud

CRM・営業支援ツールです。自社の保有する顧客やリード、取引先企業情報の保管や、商談の進行管理などを行うことが出来ます。

Salesforce VisualWorkflow

Salesforceにおいて、プログラムを書くことなく、自動化のプロセスを作成できる機能のことです。データの変更を行う動作を作成したり、変更後の営業マンへの通知を作成したりできます。

Salesforceプロセスビルダー

Salesforceにおいて、プログラムを書くことなく簡易的に自動化プロセスを作成、管理できる機能のことです。

サードパーティデータ

自社と直接関係を持たない、外部の情報データのことです。例えば、特定のサイトにアクセスした方のCookie/性別/年齢などをセットにしたデータを指します。マーケティング用途での活用が注目されており、サードパーティーデータをもとに自社のターゲット層の顧客に対して広告配信することが可能です。

サードパーティDMP

たくさんのサードパーティデータを格納するためのシステムです。別のシステムなどと連携させることで、様々な施策に活用できます。

セカンドパーティデータ

パートナー企業などから合法的に購入したデータのことです。例えば、特定の会員に登録した顧客のリストなどを指します。サードパーティデータよりも精度の高いデータを入手することができます。

セカンドパーティDMP

たくさんのセカンドパーティデータを格納するためのシステムです。別のシステムなどと連携させることで、様々な施策に活用できます。

スコアリング

リード(見込み客)の評価軸の一つです。その方が「自社に対してどの程度関心を持っているか」を点数で示します。もう一つの評価軸である「グレーディング」が役職、会社の規模、立地などの属性情報から「見込み客と商品・サービスがどれだけフィットしているのか」を評価するのに対し、スコアリングはアクティビティをもとにリードの関心度合いを評価することができます。

ステップメール

会員登録や資料ダウンロードなど、特定のアクションを起こした受信者に対して、あらかじめ用意した複数のメール文面を指定のタイミングで自動配信する施策のことです。

DMP

データマネジメントプラットフォームの略称です。様々なサーバから蓄積されたデータを一元管理できるシステムのことを指します。一元管理した各種データを分析したり、配信ツールを通じて広告配信やメッセージ配信できたりと、幅広い分野で有効活用が可能です。

登録フォーム

自社ホームページに訪れたユーザの、個人情報を含む様々な情報を収集するためのページのことです。メールマガジンの会員登録フォームや、キャンペーン時のアンケートフォームなどが該当します。

トラッキング

特定のユーザが、自社サイト内でどのページを閲覧しているのかを追跡したり、1ページの閲覧時間を測定したりと、自社サイト上での行動を分析することです。行動を分析することで、自社サイトのどのページを閲覧して商品を購買したかがわかったり、逆にどのページからサイトを離脱してしまったかがわかったりと、ユーザの行動特定だけでなく、自社サイトの見直しにも役立ちます。

トリガー

見込み客に「次のアクション」を起こさせるようなプロモーション施策のことです。例えばメールの文面後に「資料ダウンロードはこちら」を記載することで自社サービス資料のダウンロードを促したり、サービスに一定の興味を持った見込み客に「価格などの詳細はこちらからお問合せください」などで問い合わせを促したりすることができます。

B2B

ビジネス トゥー ビジネスの略称。企業や法人向けの取引を指します。B2Bでは、テレアポや展示会などの営業活動で見込み客を獲得する他、自社商品についてのホワイトペーパーやブログ、メールマガジンなどのマーケティング的活動もあります。

B2C

ビジネス トゥー カスタマーの略称。企業と一般消費者間の取引を指します。B2Cでは、主に広告媒体で見込み客に認知してもらっています。広告媒体も多種多様にあり、従来の新聞やテレビ広告を初めインターネット広告、SNS広告などが出てきました。最近では獲得した見込みに対して、自社のコンテンツのファンになってもらうためにメールマガジンや専用のコミュニティを形成して、顧客を囲い込む企業も出てきています。

ファネル

確度を問わず見込み客を広く集客したうえで、その後の検討→成約までで見込み客の数が少なくなっていく様をファネル(ろうと)で表したものです。成約までの各プロセスを定義して、そのプロセスまで進んだ見込み客数を見ることで、なぜ離脱してしまったか、どうすれば多くの見込み客を最後の成約まで進めるかなど、施策の見直しに役立ちます。B2Bでは集客→検討→成約(商談)までの過程をリードジェネレーション→リードナーチャリング→リードクオリフィケーションで表します。

マーケティングオートメーション(MA)

MAは、マーケティング活動を自動化するためのツールです。繰り返し実施される定常業務や、人的工数とコストがかかる複雑な作業を自動化・効率化するためのツールを指します。昨今のマーケティング環境では、顧客一人ひとりに最適なコンテンツを届けることが重要視されています。人的な作業では工数がかかる中、MAが一目置かれています。その半面、MAは導入や運用に大きなコストがかかることが多いため、MA以外のメール配信ツールやフォーム作成サービスが自社の運用に適しているケースもよくあります。

メールマーケティング

顧客にメールで自社サービスなどを案内し、売り上げにつなげる施策のことです。

Litmus

HTMLメールの表示を確認するためのサービスです。様々なメーラーやデバイスで開封した際の表示を、オンライン上で確認できます。HTMLメールは、メーラー(Gmail, Outlookなど)やデバイス(PC, スマートフォン、タブレット)によって、表示が変化することがあります。Litmusを利用することによって、メーラーやデバイスを用意せずともHTMLメールの表示を確認することができます。

ランディングページ

広告やメールなどをクリックした際に着地(ランディング)するページのことです。ランディングページの役割は、広告やメールを見て自社に興味を持った顧客を、購買やお問合せなどのアクションにつなげることにあります。

リード

主にB2Bで扱われる「見込み客の情報」のことです。Webサイトの訪問者、展示会の名刺情報など様々です。リードに向けてマーケティング活動を行い、売上に貢献する顧客として育てることがB2Bマーケターの1つの目標となります。

リードジェネレーション

リード(見込み客)を獲得することです。Webサイトやセミナー、展示会などを通じて見込み客の情報を収集し、自社の顧客候補としてデータベースに蓄積していくプロセスを指します。

リードナーチャリング

リードジェネレーションで獲得したリードに対して、自社に興味を持ってもらい購買や契約に至るよう育成することです。メールマーケティングやコンテンツ配信などを通じて、リードとの関係を深め、購買意欲を高めていきます。

リードクオリフィケーション

リードジェネレーションを行う中で、自社商品やサービスに対して特に高い興味を示し、支払い能力や購買決定権があるリードを分類することです。リードクォリファイを行うことで、確度の高いリードを発見し、より効率的なマーケティング活動が行えます。

リターゲティングメール

自社と接点を持っている既存顧客向けにメールを打つことで、既存顧客との良好な関係性の構築を図り、購入率の維持/拡大を目指すメール施策のことです。

レスポンシブHTMLメール

1ソースで効率よくPCとスマートフォンに最適化されたHTMLメールを作成できる手法のことです。

レンダリング

何かしらのデータをもとに、画像や音声などを生成する処理のことを指します。メールマーケティングにおける「レンダリング」とは、GmailやOutlookなどのメーラー、PCやスマートフォンなど端末別に、メールの表示状況を確認することです。レンダリング機能を使用することで、受信環境ごとのテストを簡単に実施できます。